【レコメンドソング】コロナ禍の今リリースされた”大切な人に対する想い”を再確認させられる2曲!! 小玉しのぶ「アイタイキモチ」/ 橋爪もも「猫です」

今回は、たまたまタイミングが5月1日と5月10日というリリース、そしてデジタルシングルとしてのリリース、テーマは「大切な人に対する想い」を再確認できる楽曲(あくまでも自分の感想ではありますが・・・)。

そして数年前から応援している2人のシンガーソングライターということで、共通する部分もあると感じた作品たちなので一つの記事にまとめてみようかなと思います。

小玉しのぶと橋爪もも、二人の対照的なシンガーソングライター

今回取り上げる楽曲は、5/1リリースされた、小玉しのぶ「アイタイキモチ」と5/10リリースされた、橋爪もも「猫です」の2曲。
それぞれのシンガーソングライターのアルバムを既にディスクレビューのコーナーのほうで取り上げています。

その記事の中にその時に自分なりに各アーティストを紹介している段落もあるので合わせて読んでもらえたらと思います。

【ディスクレビュー】小玉しのぶ「MARBLE」

 

【ディスクレビュー】橋爪もも「夜道」

小玉しのぶの記事の中で書いた”その日は別のシンガーソングライターを観に行ってたのですが…。”というのが実は橋爪もも。
橋爪ももというアーティストに出会って、ライブを見に行くようになって丁度1年後くらいに、その出演ライブのタイバンで出ていたのが小玉しのぶでした。
色々繋がっていって今がある感じなのですが・・・。

二人はそもそも、そのタイバン以前、自分が橋爪ももを知るもっと前からの知り合いで、昔、小玉しのぶがニコ動の生配信の番組(?)をしていて、そこに橋爪ももが出演してからの縁だそうです・・・
お互いに親交もあり、レスペクトしあうシンガーソングライターである様子。

自分が知ってからも、イベントライブでタイバンしている機会があったり、それぞれの主催ライブにそれぞれをタイバンゲストとして呼ぶ機会もあったりだったので、自分としても観る機会が増えて行ったし、そもそも二人とも心に響く曲、何か伝わってくる歌を歌うのでそれぞれのライブに足を運んだりも。

そんな中、何となく感じてるのが、二人はすごく対照的な魅力のあるアーティストだなぁと。

陰と陽、静と動という感じ・・・。橋爪ももが陰で静、小玉しのぶが陽で動。それぞれの魅力は、それぞれのそういう部分にあったりするというか・・・。
楽曲の面とかだと、橋爪ももはそっと寄り添って励ますタイプの楽曲で小玉しのぶは力強く元気を与えてくれるタイプの楽曲・・・そんな印象が自分としてはすごくある。

「アイタイキモチ」と「猫です」

そんな二人がほぼ同時期に出したデジタルシングル。
そしてそのテーマが自分が感じた主観的なものではあるものの、”大切な人に対する想いを再確認出来る”楽曲であるっていう、不思議な縁のようなものも感じる。

ライブ活動を中心に活動していた二人でもあるし、その他大勢のアーティストもそうだと思うけど、去年からのコロナ禍でその活動を止めざるを得ない状況になって、大切な人に逢いたくても今は逢えない、逢いづらい状況だったり、突然のことで逢えなくなったりする状況がずっと続いてきている。

だから、そんな辛い気持ちを吹き飛ばしたり、優しく慰めたりするような・・・そんな楽曲のリリースがこのタイミングで重なったのかも・・・と。

小玉しのぶの「アイタイキモチ」は確か、昨年(2020年)の夏の3ピース編成のバンドによる配信ワンマンライブで初公開された新曲で、軽快なロック系楽曲。
元気でいたらまた会えるという希望を胸にして逢いたいのに逢えない気持ちを吹き飛ばして、辛い状況を乗り越えていこうという感じで力が湧いてくる感じがする。
そこに先ほど書いた「陽」「動」なアーティストである小玉しのぶの魅力が満載な楽曲だなぁ・・・と。

一方、橋爪ももの「猫です」は活動初期からあった「今は猫」というファンから長年支持されてきた曲を今回デジタルシングルとしてリリース。
こちらはバラードっていうのも違う感じはするけど、じっくりと聴かせるタイプの曲。細かく物語には触れないけど、ざっくりと書くと平凡な日常だけどいつ突然の別れが来るのかわからない、だからこそ傍に居る大切な人を愛して欲しいというメッセージが物語の主人公から最後に送られる。そんな内容、メッセージは今だからこそリリースしたいという思いからのシングル化とのこと。
こちらもやはり「陰」「静」なアーティストである橋爪ももの魅力が発揮されている楽曲だと思う。

対照的な印象の楽曲だけれど、テーマは共通

何回も繰り返すことになるけど、見出しの通り・・・。
さっと聞いた印象は対照的な楽曲なんだけど、楽曲に込められているテーマは共通しているように思えて・・・。
そして、それぞれのアーティストの”らしい魅力”が存分に発揮されているから、今、合わせて聴いてもらいたいなあ。