【ディスクレビュー】中山美穂「angel hearts」
かなり久しぶりの更新になるこの”音楽れびゅーろぐ”。ちょくちょく何らかの記事を覗いてくれている方もいるようで…。
あまりにもほったらかし過ぎですが、今回は何となく先日ふと思い浮かんだので、中山美穂のこのアルバムを取り上げてみます。
こちらも四半世紀以上前のアルバムです。
当時は受験を直前に控えた時期だった1988年12月
前回、中山美穂を取り上げた作品は「CATCH THE NITE」でそのアルバムの発売が1988年の2月。
これはすでに発売後に購入したのですが、その時にアルバムを聴くという行動が始まることになりました。
そして続く「Mind Game」以降は新譜としての発売タイミングで購入することになっていくのですが、今回の「Angel Hearts」の発売が1988年の12月でした。
実質的に昭和最後ともなる年、昭和63年の冬。
当時高校3年生で年明け2月からは大学受験を控えていた時期。この時期、そろそろ受験勉強追い込みで色々我慢しながら勉強を・・・という感じにもなり切れず(笑)
塾に通ってましたし、学校の授業にも集中をしてましたし…。
でも、そんなに趣味とか睡眠削ってまで受験勉強はしなかったかなぁ…って感じで。
普通なら受験終わってからアルバムを買おう・・・みたいな”時代”だったとは思うんですが、そういうことにもならず、発売されてすぐ買って聞いてたと思います(笑)
今作のプロデューサーはCindyで、その後の名パートナーに
Cindyはアルバムとしては前作の「Mind Game」での参加が始まりですが、その時の同発シングル「人魚姫 mermaid」の作曲者で、ここから名パートナーとなっていった感じかなと思います。当時・・・いや、今もかなぁ…。あんまり幅広く音楽を聴くタイプでもなくって…(汗)、それはこの”音楽れびゅーろぐ”の他の記事を見ていただけたらわかるかとも思いますが・・・。
でも、中山美穂が色んなタイプの音楽をやり続けていくから、そこでほんの少しだけジャンル的な幅が広がって音楽を吸収した感じでもあるような。
本当の音楽マニアからしたら、”中山美穂が幅広い”ってことはないでしょうけども(^-^;
ただ、Cindyのような少しブラックコンテンポラリー(なのかな?)っていう系統の音楽を自ら進んで聴くことはなかったかもしれないので・・・。
シングル曲「Witches」はアルバム向けにエディットされたバージョンで収録
当時、先行発売されていたシングル曲の「Witches」はアルバム向けにラストのサビを歌詞を書き加えてエクステンディットバージョン的な感じでの収録。
この時代、同発だったり、直近のシングルがそのまま入っていることなかったりするアルバムが多かったような気がします。
時代的に予算とかもあったのかもしれないですけど…カップリングだけ入れるとか、カップリングは入れないとか…シングルはアルバムバージョンで入れるとかが普通だったような。
「CATCH ME」もアルバムのイントロはシンセリフのフェードインで始まる形で入ってましたし、「人魚姫 mermaid」はアルバムには収録されてなかった。
他のアーティストとかアイドル全般的にはどうだったのかなぁ…。
買う側としては2度楽しめるから嬉しいし、どっちも欲しいって純粋に思える形だし…「応援するために何枚でも買う」ってのが何となく当たり前になってきてるような寂しい今の状況とは違ったよなぁ…とも。
何となく思い出して書こうとした作品ですが・・・この時期に本当にふと思い出したのは冬に向かっていく感じの季節っていうのもあったりするし、最近色々昔のことを思い出しがちだからかとは思いますが、せっかくなので改めてゆっくり聞いてみようかな。
My Favorite 3 Songs
ということでアルバムの中から3曲・・・個人的お気に入り曲。
天使の気持ち
当時のラジオでこの曲をアルバム曲として最初にレコーディングしたっていうことを言ってたような、気のせいなような・・・。
聴いてみると実際歌いだしとかすごくテンション的なものがすごく上ずっているような感じもするような。
今みたいにデジタルで細かく修正するような時代でもなかったと思うので、そこに作品作りの温かさとかも感じられるかもしれない・・・のかなぁ?(笑)
曲はすごくかわいい”天使”の物語な感じで・・・おとぎ話的3部作(勝手にそんな感じに思っている)の1曲。(「人魚姫 mermaid」「Witches」「天使の気持ち」)ってことで。
そして、さらに当時ファンサイトを作ってて…そのサイトのコーナーで曲をモチーフにショートストーリーを書くってことをやってて…見に来てくれる人たちからも募集したりでやってたのですが、この曲をもとに書いたストーリーが比較的好評でした(笑)まぁ・・・身内ウケ的な感じですけどね(^-^;
コーナー自体は「楽譜の中の風景」っていうコーナーが当時のミポリンのレギュラーラジオであって、本物が本格的に色んなアーティストの曲でやってて、そこからってのもありました(笑)
そのラジオでのストーリーの脚本は作家さんが書いてたかもしれませんが。
Sweetest Lover
この曲は・・・当時の時計のCMで本人出演があって…そのバックで流れてて…めっちゃ可愛かったのを思い出します(笑)
受験シーズンに悶々とさせられてました(笑)
あったかい曲でアルバムのオープニングを飾ってますが、レギュラーラジオのテーマ曲にもなってました。
瞳でLovin’ You
3曲目は選ぶのちょっと難しかった・・・。それくらい、割と同じくらい好きな曲がたっぷり収録されてます。
で、この曲はオフィスレディ・・・(笑)つまりOLさんのオフィスでの片思いストーリーっぽく・・・。
当時、まだ高校生ですが・・・未来にこういうの憧れたなぁ(笑)
ふぅ・・・(笑)
そもそも、中山美穂自体もまだ18歳の時期ですからね・・・少し大人な目線の歌詞というか、曲だったりするのかもです。
ディスク情報
タイトル | angel herats |
アーティスト | 中山美穂 |
発売日 | 1988.12.5 |
レーベル | キングレコード |
収録曲 | |
Sweetest Lover | |
Too Fast, Too Close | |
Bad Girl | |
Diamond Lights | |
天使の気持ち | |
Witches | |
瞳でLovin’ You | |
Please | |
Try or Cry |
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