【ディスクレビュー】中山美穂「CATCH THE NITE」

今回は中山美穂の「CATCH THE NITE」を取り上げてみます。
これ…もう32年前の作品なんですね…。

アルバムを聴く意味を教えてくれた「CATCH THE NITE」

個人的エピソードがメインな感じのディスクレビューブログですが…今回もそんな感じになってしまいます(汗)

このアルバムが出たのは自分が高校生の時かな…。
発売されてすぐに買ったわけではなく…このブログの他の”中山美穂”関連の記事にも書いているような気はしますが…「ママはアイドル!」観ていてハッキリこの人のファンだっていうのを自分で認識しました(笑)
それまで、何枚もシングルやアルバムを出してますが…基本的に音楽もテレビの音楽番組で観るのが好きなだけっていう感じだったりして…。

なので、アルバムを聴くっていう行動はそれまで正直なかったのでした…。

でも、ある時、友人とレンタルCDショップに行って、自分は会員じゃなかったのですが、レンタル代を払ってCD借りてもらおうと思って…最初は「MIHO NAKAYAMA COLLECTION」を借りてもらおうかなと思ってました。デビュー曲「C」から「CATCH ME」までが入ってるやつ。

そんな中…ふと目にした「CATCH THE NITE」のジャケット写真が良すぎて…(^-^;(笑)
中の少し困り顔(?)の写真がもっといいんですが(笑)

知らない曲聴くのもなぁ…と思って結構悩んだんですが…結果こちらを借りてもらうことにしました。

で、帰って聞いたらドハマりしました(笑)
アルバムっていいなぁ…って…。

その頃CDプレイヤーを個人的に持っていたのか、まだ持っていなかったのか忘れましたが…KENWOODのポータブルCDを手に入れて…その後だと思うんですが、このアルバムを買いました。そして、生まれて初めて買ったCDになります。それまではレコードの時代だし、親に買ってもらったりだし…とは言ってもまだ高校生だったので、お小遣いから買ったわけなので、親に買ってもらったのと変わりませんが(笑)

それがきっかけで、その後、中山美穂だけではなくアルバムを聴くようになり…永井真理子やPERSONZにつながり…今に至るわけです。

なので自分にとって、色々記念すべき(?)アルバムであるのは間違いない。

角松敏生プロデュースの名作アルバム、その後アーティストプロデュース作品が続くきっかけに?

ぼんやりな感じでのイメージですが(^-^;
これまで作品提供を受けたりはしていたものの、アーティストが単独でアルバムプロデュースをした作品はなかったのじゃないかなと思う。
一枚「エキゾチック」っていうアルバムが全曲、作詞:松本隆、作曲:筒美京平、編曲:船山基紀っていうのがあったとは思いますが…。

サウンドプロデュース的に一人のアーティストが行うとアルバム全体の色がハッキリと出てくる感じもするので、作品ごとに好き嫌いが分かれやすくなるかもしれませんが…。

このアルバムより後に出た作品でいくつか苦手なのあります(^-^;

永遠の名作「花瓶」初収録のアルバム

このアルバムで初めて収録された「花瓶」がすごく名曲で…って見出しにしてしまうと、後のコーナーとかぶっちゃいますが…。
中山美穂自身も「花瓶」をこのアルバム以外でも新録で「Ballads I」に収録したりしてますし、角松さんも「TEARS BALLAD」と「The gentle sex」で2回(同時期のシングルバージョンは除きます)セルフカバーしてるはず。

他にもあったらすみません(^-^;

当時まだ18歳の女の子だったのに、大人の女性のものすごくはかなく、切ない感じの歌が良くって…。

「You’re My Only Shinin’ Star」と双璧をなす、中山美穂2大バラード(自分調べ:笑)だと思います。
比べたら「花瓶」のほうが好きかもしれない…。

収録曲は全10曲なんですが、そのうち1曲はオープニングを飾るインストだし、実質ボーカル曲は9曲…。
この時期に「You’re My Only Shinin’ Star」の新録シングルが出ていますが、それは収録されず…カップリングの「SHERRY」は入っていて、シングルA面曲は「CATCH ME」のみ。
シングルだとコーラスの"OH~! Yeah!"からドラムのフィルインがあり、印象的なシンセリフのイントロが始まりますが、収録されているのは、アルバムバージョンとしてイントロがシンセのリフを中心にドラムも含めて少しずつ音が重なっていく感じでじっくり始まってきます。

少し物足りないくらいでもあるけど・・・当時、アルバムって45分くらいで10曲とかが主流だったし、世代的には聞きやすいアルバムかもしれない。

中山美穂ファン以外にもシティポップ(?)とか好きな人にも十分聞いてもらえる作品だと思う。

My Favorite 3 Songs

ということで、いつものコーナーです。

花瓶

当然これになりますね(^-^;(笑)
いや…ホント、この曲聴いて欲しい…。中山美穂のバージョンでなくても角松さんのバージョンでもいいから…。
当時、B5サイズのノート(それを破ったやつかもしれないけど)にこの歌詞のストーリーを簡単な漫画にして書いたこともあるくらいハマりました(笑)
もうそのノート、どこかに行ってしまって、ないんだけど…。
絵がうまいわけでもないんですが…雰囲気で(笑)
目は書かずに、陰になってるイメージの絵で…。
歌詞の導入部分とクライマックスをなぞっただけのストーリーだったんですけどね…。

CATCH ME

カッコいい曲だと思います。この曲。
テレビ出るときにコーラス二人が横に並んで一緒にダンスするスタイル…。
多分海外でその頃、流行ってたのかな?もしかしたら…。調べてないし勝手な想像だけど…。
でも、そのスタイルこの曲の前後くらい、他のアイドルとかもやってた気がします。
誰が最初とかわかんないですけどね…。

スノー・ホワイトの街

何となく、あったかい気持ちと切ない気持ちに包まれる曲です。
アルバムならではの曲なのかもしれないけど…ドラマの挿入歌とかにもよさそう。

このアルバム、当時めちゃくちゃ聴いてたので(これしか持ってなかったし:笑)…オープニングのインストでさえ好きなので選ぶの難しかったですが、とりあえずそんな感じです(笑)

ディスク情報

タイトル CATCH THE NITE
アーティスト 中山美穂
発売日 1988.2.10
レーベル キングレコード
収録曲
OVERTURE (Inst.)
MISTY LOVE
TRIANGLE LOVE AFFAIR
SHERRY
スノー・ホワイトの街
CATCH ME
JUST MY LOVER
FAR AWAY FROM SUMMER DAYS
GET YOUR LOVE TONIGHT
花瓶