【ディスクレビュー】JUSTY NASTY「J」

今回はグンと昔に戻った作品。
今はインディーズで結成当時のオリジナルメンバーで活動しているバンドJUSTY NASTYのメジャー3rdアルバムです。

JUSTY NASTYについて

Justy-Nasty(ジャスティ・ナスティ)は、日本のロックバンド。1987年1月結成、1989年6月25日にメジャーデビューし、1995年2月24日に解散。2015年に結成メンバーによる“Original Justy-Nasty”を再結成し活動中。

JUSTY-NASTY Wikipediaより引用

ちょっと色々ややこしい感じな気がするのですが…。
この時代のビジュアル系バンドってメンバー同士の交流とかバンド変遷とか…。
アルバム自体もこれが何枚目か、ミニアルバムや2枚組のミニアルバムを挟んでたりするのでちょっと難解(^-^;
ですが、当時の新譜で購入したこの「J」のオビを見るとアルバムとしては1stが「CLASH」2ndが「JUSTY NASTY」ってなってるのでメジャーとしては「J」は3rdアルバムになるのかなと思います。

自分が知った当時は大学生でした…。
軽音サークルでBOØWY世代、BOØWYファンのサークルメンバーが多い時代で、サークルだったのですが…
BOØWYフォロワーっぽいバンドを探したりしてました。
その中でレンタルCDショップで2ndアルバムの「JUSTY NASTY」を聴いてカッコよかったのでちょっと気になってた頃にこの「J」が発売されました。

ビジュアル系バンドからの脱却作品!?

さらに言えば、そもそもビジュアル系バンドで「JUSTY NASTY」の頃くらいまではジャケット写真見ても、ガッツリとメイクをしてるのですが、「J」あたりからメイクを落とし始めたっぽくって…。初めてライブを観たのはこの頃で神戸のチキンジョージでした。Vocalの藤崎賢一がMCでもなんかそれっぽい話をしてたような気がするのですが…。

メンバーの名前もこの頃に本名で活動し始めてるのかな?本当にこの世代のバンドはガッツリ芸名を使ったり本名でやったりしてるから、ちょっと疎いとわかりづらかったりしますが(^-^;
藤崎賢一がRODとかっていうのはインディーズ時代での名前なのかな?

ギターの辻剛のサウンドが好きなのですが(布袋さんっぽいし)…このアルバムで脱退してしまった後に、山下久美子のバックバンドから布袋さんのツアーメンバーに一時なってたのでびっくりというかやっぱりな感じもしたりしました。

初めてこのバンドに出会ったアルバムである「JUSTY NASTY」は少しハード(っていうほどでもないのですが)で、印象としてはそれよりもより軽やかなポップさが加わったアルバムのような気がして全体通して当時繰り返し通学電車の中で聴いたし、当時やってたバンドで「ムーンダストに抱かれて」をコピーしたりしました。
メロディアスな聴きやすい楽曲だし、サウンドも全体通して心地いい感じのアルバムだと思います。
クリーントーン、ディレイ、ピッチシフター…本田さん、布袋さんが好きだからこそ、このアルバムにハマったのは間違いない(笑)

結局、次のアルバムを買ってその後もとりあえず集めたりはしましたが…このアルバムが一番好きかな、やっぱり。

My Favorite 3 Songs

ムーンダストに抱かれて

バンドでコピーしたと書きましたが、この曲は今でも好きですし、自分でもギター練習してコピーしてみたり。
今でもちょくちょく聞きます。

盗まれた瞳

個人的には「ムーンダストに抱かれて」と双璧をなすくらいの曲で、これも自分でコピーした音源つくったりしました(笑)

MODERN LOVER

この曲はギターのリフが心地よくって好きかな。

ディスク情報

タイトル J
アーティスト JUSTY NASTY
発売日 1991.8.25
レーベル GERONIMO(ポリスター)
収録曲
HELLO!
RUN BABY RUN
JESUS & CRAZE
盗まれた瞳
MODERN LOVER
離れゆくIMAGE ―イマージュ―
ムーンダストに抱かれて
CLOCKWORK
誰のものにもしたくない
そして君は涙を知った
囁きがわかる距離
ガラスのメトロポリス