【ライブレポート】2022.4.4 (Mon) M-SMILE PRESENTS『MUSIC EDGE #6』 @ 渋谷REX
この「音楽れびゅーろぐ」ほったらかしにもほどがありますが…久しぶりにライブハウスで開催されたイベントライブを観に行ったので、少しそれについて書いてみようと思います。
STARMARIE所属事務所の”M-SMILE”主催によるライブイベント
今回は見出しに書いたようにアーティスト事務所主催のシリーズライブイベント…なのかな?という感じで…。
実はこのイベントライブ自体は少し前に配信ライブで見た元Milkey Miltonのギタリスト”梅ノゆり”主催のリリース記念イベント「UME FES」にも出演していたバンド”82回目の終身刑”(梅ノゆりがサポートギターをしている)の告知や…自分が他で運営しているウェブマガジンにフリーのライターさん経由でライブレポートやリリース情報が送られてくる”愛沢絢夏”のライブスケジュールなどでぼんやり知っていました。
で、先週くらいかな?橋爪ももがこのイベントライブに出演するということで告知解禁されました。
橋爪ももをライブハウスで、生で見たのはこのブログのライブレポートにもある大阪での3マンライブが最後。
さっき書いたように少し縁があるバンド、アーティストの出演に加えて橋爪ももが出る、さらには個人的にちょうど時間がある時期…っていうのが重なりに重なり、ずっと行きたかったけど機会がなかった東京にも3年ぶりに行けるってことで即決で行くことを決めました。
そして行ってよかったなぁと思える、超盛り沢山でなかなか楽しいライブイベントでした。
MANACLE
4人組のアイドルグループ(なのかな?)
音は結構ハードな感じで…ダンスミュージックっぽいアプローチ(?)もしてたり…で。
中々ロックな感じの楽曲で客席も盛り上がってました。
個人的にアイドルのライブってもちろんほとんど行かないし…いかないというか…こういうイベントにタイバンの一つとして出演している際に見るくらいなんだけども…
表現が口が悪い感じになっちゃいますが…ロック系なんだけどアコースティックでやってるシンガーソングライターのファン層よりもロックなノリで盛り上がるファン層なのかもしれないなぁ…って思ったりもして。悪意がある表現ではないし…どうしてもアコースティックで拳を挙げるようなシーンってなくって…手拍子になっちゃったり…っていう…(^-^;
まぁ…自分の中での偏見かもですけども。
ジャンルやなんかで区切っちゃうのはよくないかもなんだけど…それぞれの文化的なものもあって層の質とかもちょっと違ったりするから、実際のところノリとかスタンスとかで、アーティスト本人の意向ともかみ合わない部分もあるかもしれないし…なかなか難しいところなのかもなぁ…(^-^;
なんのこっちゃ(^-^;
ライブの感想じゃない感じになってますが(^-^;
さっき書いたように、このグループはわりとハード?ラウド?なロックな感じの楽曲だし単純に見ていて楽しいライブだったかなぁ…。
あとメンバーの中に若いころの自分なら、めっちゃ好きやろなぁっていう感じの子もいました(笑)
愛沢絢夏
2組目が愛沢絢夏。
1年以上前くらいからかもしれない。先ほど書いたようにウェブマガジンで記事をわりと掲載させてもらっていて…。
でもちゃんと曲聴いたりライブ観たりはしてなかったんだけど(^-^;
元々、女性ボーカルのロックが基本的に好きな人間なので…それだけで受け入れやすいタイプのアーティストなのかもしれないけど…実際に楽曲とか声とかいろいろな要素でちょっと自分は違うかなぁ?って思ったりすることだってあるわけで(笑)
今回のイベントはもともと好きで見たいアーティストが出演する・その中でのタイバンなので見ない手はないよなぁ…ということで、それでも事前に曲とか聞かずに(^-^;
いろいろ想像しながらライブ観覧に臨みました(笑)
実際ライブ観たら…もうなんというか…甘酸っぱい感じがした(笑)
アーティストや楽曲とかが”甘酸っぱい”というわけではなく…間違いなく20代、30代の頃の自分なら強めに追いかけたタイプのアーティストな感じかな?という感想の意味で…です。
個人的に感じたのは90年代の女性ボーカルロックど真ん中のイメージ。
いろいろ頭の中に思い浮かんだのは、ソロでロックなイメージだと相川七瀬とか久宝瑠璃子とか…。バンドだとSHOW-YAとかも浮かんだかな?
そのあたり好きなら結構はまりそうな楽曲がガンガン奏でられてました。
声は何となく浜崎あゆみっぽい感じもあって…ロックな浜崎あゆみ…なイメージも。
物販でCD買おうかな?とか迷ったけど…アルバムあるかどうかわからなかったのと…イベント全体が終わって会場内に物販設置してそこにファンが並んで…という流れで並ぶと時間かかりそうだったので今回はやめました(^-^;
最初から陳列だけでもしてくれてたら事前にチェックして早めに並んでそそくさ買って帰ったかもですが…。
で、帰りの新幹線でそういえばサブスクで聞けないかな?と思って検索したらAmazon MusicでSingle Collectionっていう形で20曲くらいのアルバムになってたのでそれ聴いてましたが、うん”甘酸っぱい”でした。
5月かな?神戸来るみたいだし…ちょっと考えてみようかなぁ…と思ったりでした。
橋爪もも
3組目が個人的メインディッシュの橋爪もも。
生でライブ観るのは約3年ぶり…。コロナで緊急事態宣言が初めて出た頃に大阪遠征の予定があったけど、出演キャンセルになり…最終的にはそのライブイベント自体も中止になったみたいですが…。それ以降、なかなかライブ開催自体ままならない状態が続いていたし、遠征なんてさらにまだまだ難しいっていう状況だから…(^-^;
配信されたワンマンライブとかは、いくつか見たりはしたけど…やっぱりライブはライブ会場で見たいし…。
ようやく超久しぶりに見ることが出来ました。
セットリストに「猫です」を組み込むことでどうしても曲数が減っちゃうんだろうけど…これまでも、大体のタイバンイベントでも恐らく持ち時間を必ずオーバーしないようにとのことから、かなり演奏時間に余裕をもって臨むのかな?…ってことで他のアーティストより1曲、2曲少ないことが多くって…。
今回も全4曲でした。
まぁ…それくらいがちょうどいいのかもなぁってのもあるけども、やっぱりもっと観たいアーティスト。
MCも以前よりはサラッと(内容ではなく:笑)してたし、見やすいライブ運びだったかも。
ただ、音的には昔よりももっとアコースティックなアレンジに寄って行ってるのかな?っていう気もして…そこはなんか寂しいなぁ…と思ったり。
アコースティックイベントだったなら、会場の雰囲気とか空気感が違うので印象も変わるとは思うので、違った感想にはなるとは思うけども、今回感じたのは以前よりもピアノがすごく前に出てきてるアレンジで…。
それはそれで悪くはないんだけども…。
実際「猫です」なんかは昔より今のほうがいいかもなぁって思うし…。アコースティックで演奏するなら…だけど。(自分は音源のアレンジが一番好き。)
どっちかなんだと思う。音源をロックな音、バンドなサウンドで出すならアコースティックでもバンドサウンドを感じるような工夫みたいなものがあったりしないと、本来の魅力からかけ離れて行ってしまうし…それがアーティスト像をぼやけさせてしまうところもあるのかもしれない…。あくまでも工夫で、なんだけども…それに関しては演奏スキルとかアレンジセンスとかにもかかわってきちゃう部分でもあるかな…。
で、ファンがアコースティックがやはり格別って言ってる声も聞こえたりするんだけど、それに寄りかかっていくのであれば、音源ももっとアコースティックに寄せて行って活動も、もっともっとそっちでやっていくとか…活動そのものから方向性を統一していくことがないと、いつまでもぼやけちゃって伝わりにくいのかもしれないなぁ…って思ったり。
「本音とは醜くも尊い」のインストアライブで渋谷のタワーレコードでは「バレリーナ」をバックトラックの音源にアコギをかぶせつつ歌ってた。あれは個人的にすごく良かったし、今回のタイバンメンバーでの中であれば、ほかのアーティストのファン層を考えたときに「バレリーナ」だけでもあの形で表現したら、また違った反響もあったかもしれないくらいイメージが違うバレリーナなので(^-^;
元々のファンは音源知ってるから脳内で補完して聞いてるだろうけど、知らないまま初見で聞くと全く印象は違うだろうから…。
と、いろいろ相変わらずな感じの感想かもしれないけど…(^-^;
短い時間ながら久しぶりに橋爪もものライブを直接見られたし、もちろん楽しかった。
また早いうちに直接見たいなぁ…。
82回目の終身刑
すんごいコンセプトのバンドだなぁ…って。
初見は最初のほうに書いたけど、”梅ノゆり”の主催ライブを配信で見たときでした。
梅ノゆりが以前所属していたバンドのMilkey Miltonが好きで…すでに解散してるんだけど、先月くらいにたまたま何となく思い出してそのバンドの曲をスマホで聴いた後にTwitterで検索したらそのリリース記念主催イベントでMilkey Miltonが復活するとのこと…。
もちろん見ようと思って配信チケットゲットしてみてました。
そのイベントのトップバッターがこの82回目の終身刑だったのかな?
このバンドのサポートギターとしてもガッツリ活動しているみたいで…演奏スタイルはMilkey Miltonとは全然違うけども…やはり何となく目が行ってしまうギタリストだなぁって。
そういう点で少し興味があって機会があれば生で見てみたいなぁ…ということで…今回早速叶いました。
バンド自体はボーカルがいてサイドに2人ダンサー(?)たまにコーラスみたいにしたりもしてるけど…。
煽り役として凄い機能してる感じもあって…。そういうスタイルが他にあるのかわからないけど、個人的には初めて見た感じで興味ありながら見てました。
音はラウドな感じで…こういうのってビジュアル系の影響というか流れもあるのかな?コンセプト自体割とビジュアル系ではよくあるかもしれない部分もあったりだし…。
ただ、それをガールズロックバンドでやるのは自分が知らないだけかもしれないけど、そこに他との違いとか個性があるのかもしれないなぁ…と。
正直なところ…ボーカルがね…初めて聞くと言葉が聞き取れなさすぎなところもあって…ちょっと残念かもなぁって思ったりもするんだけども…。
ファンは歌詞知ってるだろうから関係ないのかもだけども…。
でも音や演奏自体を見ると、フロアが盛り上がるサウンドとパフォーマンスだなぁって。
その中でひとつ…。サイドに二人いるダンサーがアドリブ(完全ではなく多分そこそこ決められてる)と思う感じの動きは全然いいし、さっき書いたようにいい煽り要素になってると思うんだけど、完全にボーカル含めて3人でシンクロする振り付けも曲によってはあったんだけど、あれがもっとダンスグループみたいに全員の動きのスピードや角度がびしっと揃ったら滅茶苦茶凄い存在になるんじゃないかなぁって思ったりした。かなり難しいことだとは思うけど、それは本当にバンド自体が持つ”可能性”だよなぁ…って。
STARMARIE
ラストがSTARMARIE。
このグループは名前はずっと前から橋爪ももが衣装を作ったことがあるってことから知っていて…。
でも、ライブは見たことはなく曲も知らず…でしたが…。このグループも音はわりとロックよりな感じの曲なのかな?
今は楽曲的にそういう感じのグループ多いのかもですね…。ただそう考えたら、その中でも先駆者の一つかもしれないんだろうね…多分。
確か、日高央さんも曲書いてたりするんだよね?違ったかな…。
最初のグループと同じく…アイドルのライブってなかなか見る機会がないけども…。
(以前の仕事ではスタッフとしてみたりもしてたので、それ以来って感じではある)
ファンの人たちを見てると自分にない、素直に音やパフォーマンスに体を預けて楽しんでいるていう姿は見習わないとなぁっていう…そんなちょっと変な感想を持ってしまいました(^-^;(笑)
楽曲もノリがよかったりするし、聞いてて楽しかったりするので、もちろん体揺らしたりするんだけどもね…。
この日の場合は…人生初の夜行バスで基本的に徹夜でヘトヘト状態でもあったっていうのもなくはない…かも?(^-^;
歌詞のテーマが「生と死」とかってググったらあったんだけど…今もそうだったりするのかな?
衣装とか見たら中世ヨーロッパ系な感じがしたので、昭和な人間な自分的には、そのあたりのコンセプトのくくりは、なんとなく”なるほど”な感じもした。
掘り下げてコンセプト理解しつつライブを見てみたらさらに面白いのかもしれないなぁ…と。
まとめ
まとめってほどでもないんだけども…
メインで活動しているシーンがあまり一致しないバンド、グループ、アーティストが会したイベントっぽいよなぁ…と思うけど、楽曲やサウンド、パフォーマンスなんかを考えたら実は全体的にものすごく見やすい、空気感のまとまったイベントだったなぁ…って。
関西でもこういう感じのイベントあるなら行ってみて発掘ではないけど…いろいろ感じるのもいいのかもなぁ…。
自分の中の固定観念を外してみることが出来るかも。
とりあえず全体的に楽しく見ることが出来たイベントでした。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません