【ディスクレビュー】THE BIRTHDAY CLUB「SMALL TOWN TALK」
今回は情報がほとんどないバンドなのですが…
チバユウスケの”THE BIRTHDAY”とは関係なく、ジャンル的にも全く違うバンドなんですが、ある日仕事をしていてデータべースで
このバンドを見つけてCDを探してみて手に入れたバンドです。
仕事で見つけたんですが、とにかくアーティストについての情報がこのバンド以外にも残っていない感じのものが多く…
でも、何となく心地よいサウンドのバンドなので取り上げてみたいと思います。
THE BIRTHDAY CLUBについて
先ほど書いたように資料がないのですが…今回、記事を書くにあたって3つほど関連情報が出てきたので、まずはそれを…。
一つ目は知誕Wikiというページにメンバーの名前のみ掲載、あとはデビューシングルとありますが、おそらくアルバムの間違いなのかも…
そして、どなたかのブログでアマチュア時代のこのバンドを知っていたらしい方のブログ。
2006年の記事なので…自分がこのバンドを知る随分前に取り上げておられてたみたいです。(自分が知ったのは2011年~2015年の間なので…)
そしてもう一つが池袋のライブハウスの過去スケジュールのアーカイブのところに載っていました…。
2020年2月1日に箱を貸し切りライブをしていたようですが…バンド名は変わっている様子。
古いページのようなので消えてしまうかもしれないので…上記のページから引用で…
【ST BROTHERS】
シンガーソングライター田中しげる率いる九州出身五人組バンド
91年TEICHIKU CONTINENTAL
レーベルよりメジャーデビュー、(旧バンド名 THE BIRTHDAY CLUB)
第7回 南紀オヤジバンドコンテスト全国大会で最優秀賞受賞。
都内&地方ライブハウス、長年に渡り展開中。
Bob Dylan 敬愛のシゲルパワー炸裂
アブソルートブルー初ライブ!!
という3つを発見…でも、やっぱり詳しくないかなぁ…。
ということで、手元にあるCDからの情報でメンバーの名前を…(知誕Wikiにもありますが…)
田中しげる (Vo.G.)
天本”GOI"聖一 (B.)
小川裕治 (G.)
半田博法 (Sax. Cho.)
石原郁子 (Key.)
飛松政信 (Dr.)
以上の6名編成のバンドのようです。
コンチネンタルからのリリース
テイチクの”コンチネンタル”レーベルから、1991年の3月21日にリリース…。
91年ってことはもうロックレーベルの趣が強いバイディスはあったと思うけど…おそらくそれまでのポップスやロック主体のレーベルだったところかと思います。
コンチネンタルからバイディスに社内的に移ったアーティストとかだとおかげ様ブラザーズなんかはそうだし…
実際の稼働時はコンチネンタルだったX-RAYとかはCD選書シリーズ?Q盤?テイチクはどっちだったっけ(^-^;
で再発されたときにはバイディスになってました。
バイディスが出来た後に今でいうJ-POPという大きなくくりの中でのロック、ポップスなどのアーティストのリリース区分はよくわからないのですが…
会社の組織で別れてたのかな?とか…。
先ほどの昔から知ってる方の文章を読むと「ロックバンド」っていうことですが…
タテノリ系の激しい感じのロックではなく、しっかりと歌を聴かせる感じのロックなのかなぁという感じです。
ブックレットには短いエッセイのような…そんな感じの文章も綴られていて…故郷に対する思いとか、子供の頃の思い出とか…そんな感じの内容?
それが実話なのかアルバムを彩るためのフィクションなのかはわかりませんが…。
おそらくその後は…
このアルバム1枚をコンチネンタルでリリースした後のことは全くわかりません…
2020年にバンド名は変わってて、ライブをしていたということは判明しましたが…。
メジャーシーンからは外れて自分たちのスタンスで活動を続けたりしていたのかな?
スタッフクレジットより
とにかく情報のないバンドなので…少しは資料になるかもしれないので、ブックレット掲載のスタッフクレジットから一部だけ抜粋して載せてみたいと思います。
All Songs Written by Shigeru Tanaka (Except M-2 by Phil Sloan)
Produced by Hideki Masubuchi & The Birthday Club
Guest Musicians : Junichi Nakao (G.)
: Tsutomu Nakayama (Key.)
: Hiroaki Tanaka (Per. on M-5,9)
: Yuki Katsuragi (B. Vox on M-5)
とりあえず作家名と参加ミュージシャンのみ…。
個人的にこの方はもしかして?って思う方が二人ほどいらっしゃるのですが…ちょっと不確実なので明言は避けときます(^-^;
My Favorite 3 Songs
あんまり聞き込んではいないので印象が強く残ってるわけではないのですが…3曲チョイスしてみます。
WEEKEND DANCE
アルバム全体おとなしいという感じの個人的印象ですが…この曲はアップテンポではないのですがオープニングナンバーらしい曲かなって思います。
MOTHERS’S TALK
少しアップテンポなナンバーでカッコいいロックンロール系の曲かな?
運命の轍~WHEEL OF DESTINY~
これも個人的には好きなタイプの展開の曲…。
かなり浅い感想ですが(^-^;
スタンディングのライブハウスで見るよりはテーブル席で食事しながら見るスタイル…そんな箱が似合う渋めのバンドなのかも…
表現力なくって、知ってる人には「違うやろ」って突っ込まれるかもですが(^-^;
何か情報ある方はコメントいただけたら嬉しいかもなぁっていうことで…今回は終わります。
ディスク情報
タイトル | SMALL TOWN TALK |
アーティスト | THE BIRTHDAY CLUB |
発売日 | 1991.3.21 |
レーベル | コンチネンタル(テイチクエンタテインメント) |
収録曲 | |
WEEKEND DANCE | |
孤独の世界~FROM A DISTANCE~ | |
NORTHBOUND TRAIN | |
MOTHER’S TALK | |
UPSIDE DOWN | |
運命の轍~WHEEL OF DESTINY~ | |
七番目の扉~THE CARD IS TOWER~ | |
VOICE OF SMALL TOWN | |
置き去りの街で |
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