【ディスクレビュー】TAK MATSUMOTO 「THE HIT PARADE」
今回はB’zのギタリスト、松本孝弘のソロアルバムで2003年に発売されたカバーアルバム「THE HIT PARADE」を。
少し前だと思っていても…もう発売されたの17年前なんですね…。
光陰矢の如し…(^-^;
松本孝弘 (TAK MATSUMOTO) について
松本 孝弘(まつもと たかひろ、1961年(昭和36年)3月27日 – )は、日本のギタリスト、ミュージシャン、作曲家、編曲家、音楽プロデューサー。主に「Tak Matsumoto」(タック・マツモト)という名義を使用している。所属事務所はVERMILLION。所属レコード会社はビーイング、レコードレーベルはVERMILLION RECORDS。
ロックユニット・B’zのギタリストであり、リーダーも務める。B’zとしての活動に並行してソロ作品や、他アーティストへの楽曲提供やギター演奏での参加も行なっている。1999年からはギブソンから世界で5人目、日本人では初となるギブソン・レスポールのシグネチュア・アーティストに選ばれている。2010年に発売したラリー・カールトンと共演したアルバム『TAKE YOUR PICK』が、『第53回グラミー賞』最優秀ポップ・インストゥルメンタル・アルバムを受賞した。
言わずと知れたB’zのギタリスト。Wikiも著名な人ほどホント詳しくて…。
自分はガッツリB’zのファンっていうわけでもないですし、松本孝弘のファンっていうわけではないんですが…
B’zのライブを何回か見に行ったりアルバムを持ってたりはします。14~5年前くらいのベスト盤とか…。
初期の曲を録音しなおしたりした「MIXUTURE」とかは、それよりも前だったかなとは思いますが…。
最初の「Pleasure」「Treasure」「Pleasure Ⅱ」あたりのベストとかの感じの曲が好きで買ったりました。アルバムも「LOOSE」とか「RUN」とか・・・少し相手「GREEN」とか「MAGIC」を。
でも、曲を覚えてるほど聴いてないんですが(^-^;
ただやっぱりボーカルもギターも圧倒的な存在感のあるユニットだなぁって思うし、布袋さんとは違うタイプなのでガッツリファンではないけど。やっぱりギターの松本孝弘の音とかカッコいいなと思ったりします。
松本孝弘についてではない感じになってる(^-^;
昭和歌謡中心のロックカバーアルバム
で、今回のアルバムですが、インストアルバムではなく、基本的にボーカル曲のカバーアルバム。
タイトルの「THE HIT PARADE」っていうのも昭和の歌謡曲が華やかだったころに、よく番組タイトルにされたワードな気がしますが、このアルバムでカバーされた曲はまさにその昭和歌謡曲が中心になってます。
自分が小学生低学年くらいの頃、それ以前のもの…が多くって、それこそテレビ番組でオリジナルの歌手が歌っていたのを見ていた曲が何曲かあって、それ以外は曲自体はそれよりももっと前のものだけど、その後、音楽を聴いていくようになってから知った曲とかが入っている感じもする。
全く知らない曲もあるし…(^-^;
実際に松本さんが子供の頃に聴いていたなじみのある曲をカバーしたのかな?という感じ。(詳しくは調べてません:汗)
で、収録曲がめちゃくちゃ好きな沢田研二の「勝手にしやがれ」が入ってるし…
基本的にオリジナルのアレンジのおいしいフレーズは残していて、オリジナルの雰囲気が残ったままでサウンドがハードロック寄りな感じになってるカバーが多い気がします。
昭和のその当時に既にロックであった曲とかのカバーも入ってますが。
ビーイング系ボーカリストの集まった豪華なオムニバスの側面も
Fayrayも参加したりしていますが…ほとんどのボーカルがB-GramとかGIZAとか…ビーイング系列のレーベルのボーカリストが参加していて、豪華な感じ。
稲葉浩志、ZARD、倉木麻衣、宇徳敬子とか…そうそうたる面々だと思います。
そして、それぞれのボーカルのイメージにあった曲を選んで歌ってもらっている気もします。
倉木麻衣の「イミテーション・ゴールド」とか…百恵さんの曲ですが、雰囲気というか…聴く前から倉木麻衣にあってそうな感じもしたし、ZARDの坂井泉水の「異邦人」もそうかなぁ…。
少し儚い感じのする声が曲調にあってるような気がして…。
更に、TAK MATSUMOTO自身のボーカルによる「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」もなんとなく聴く前からイメージ出来る感じ(笑)
このアルバム、2003年発売なんですが、記事を書こうと調べたら「港のヨーコ~」を関西弁バージョンで収録した商品が当時から紛れていた(?)のがユーザーからの連絡で発覚して、2018年に正式にそのバージョンが収録されたものも再流通されているみたいです・・・。
ちょっと聞いてみたい(笑)
My Favorite 3 Songs
原曲を知ってた曲は全部選びたいくらいなんですが…頑張って絞ります。
勝手にしやがれ
これは外せません(笑)
B’zのシングルになってもいいくらいB’zになってるんですが…沢田研二のカッコよさと稲葉浩志のカッコよさが融合されているというか…。
どっちも色気のある男性ボーカリストって感じなんですかね。
オリジナルは完全に歌謡曲的なんですが、そのテイストが上手くB’z流ハードロックと融合出来てると思います。
異邦人
これも外せない…。
ZARDもガッツリファンっていうわけではなかったんですが…たまに聞きたくなるボーカルだし、切なさ、儚さとかを帯びた声質のような気が勝手にしてて。
もちろん元気をもらえる曲や歌も沢山あるんですが、個人的にはそれよりも切なさ系のほうがスルメになってて…。
この曲もZARDのアルバムに入っていてもおかしくない気もするくらいピッタリはまってると思います。
SPINNING TOE-HOLD
アルバム唯一のインスト。
ザ・ファンクスのテーマだったとおもうけど…昭和のプロレス黄金期に見ていた世代としてはこの曲の出だしに反応しない人はいないような…。
ディスク情報
タイトル | THE HIT PARADE |
アーティスト | TAK MATSUMOTO |
発売日 | 2003.11.26 |
レーベル | VERMILLION RECORDS |
収録曲 | |
勝手にしやがれ(featuring 稲葉浩志) | |
異邦人(featuring ZARD) | |
涙の太陽(featuring 愛内里菜) | |
その気にさせないで(featuring 三枝夕夏・北原愛子・高岡亜衣) | |
イミテイション・ゴールド(featuring 倉木麻衣) | |
港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ | |
雨の街を(featuring 松田明子) | |
Paper Doll(featuring Fayray) | |
「いちご白書」をもう一度(featuring 菅崎茜) | |
Foggy Night(featuring 滴草由実) | |
少女A(featuring 上原あずみ) | |
ビュン・ビュン(featuring 川島だりあ) | |
パープルタウン(featuring 竹井詩織里) | |
時に愛は(featuring 宇徳敬子) | |
SPINNING TOE-HOLD | |
一人〜I Stand Alone〜(featuring Jeffrey Qwest) | |
私は風(featuring 中村由利) |
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