【ディスクレビュー】MASCHERA「iNTERFACE」
今回もかなり前の作品でMASCHERAのメジャー1stアルバム「iNTERFACE」を。
色々下調べ?というかAmazonのこのアルバムのレビューを読むとメジャーで一気に路線変更したような感じになったようですね…。
MASCHERAについて
MASCHERA(マスケラ)は、日本のヴィジュアル系ロックバンド。1992年に結成、2000年に解散した。
バンド名は、イタリア語で『仮面』(it:Maschera)という意味を持つ。
1992年9月24日に結成。インディーズ時代は、出身地である兵庫県姫路市を主な活動拠点としていた。
インディーズ時代を基本的にほぼ知らないんですが…
インディーズの最後のほう(?)でシングル「運命の車輪」アルバム「PRETTY NEUROSIS」のリリースは当時はテイチク子会社であったトライクルの”レヴェイユ”からリリース…
で、その後これまたテイチクの子会社であったTMCの”Tee2”からリリースという…
その後トライクルもTMCも解散吸収されてテイチク本体になり、MASCHERAのメジャーセカンドアルバムはテイチク本体に入った”Tee2”レーベルからリリースという感じ。
単純に「運命の車輪」を聴いて…多分BOØWYとかの影響もあるのかな?と思ったりもしたんですが…少し曲全体としてバタバタしてるような気がしなくもない(^-^;
そんな印象でした。
ちなみに10年後くらいに知ったのですが…「PRETTY NEUROSIS」のジャケット写真は「BEAT EMOTION」のオマージュだったそうです。
初回盤(?)なのかな…違うジャケットのバージョンもあるみたいだけど…。
ポップでキャッチーなビートバンドに変貌?
っていうのは、あくまでも自分の勝手なイメージであって正しい表現かわかりませんが…。
楽曲作ってるのはメンバーだし、奥底にあるものが何か変わったわけでもないと思うけれど、メジャーに行くにあたって、より大衆に受けやすい方向性にもっていった感じでもあるのかもしれないなぁ…と。
元々は”ダークで無機質、退廃的、機械的でグロテスクなサウンドや世界観をウリにしていた”そうなので…(Amazonレビューより引用)
でも、個人的にはそれが良くって一気に注目するようになったというか、ファンになりました。
でも、女性コーラスとかはやりすぎな気はしましたけど(^-^;
ライブでは勿論そんなの入ってないので…ライブ音源とか欲しかったなぁ…とずっと思ってて…
解散時のラストライブの映像とかくらい出るのかな?って思ってたら出ないし…。
結果、再結成してライブしたときに通販で販売されたのでそれ買いました(笑)
デジロック要素の強いアルバム
そんな風に当時の作品紹介に書かれてたりしますが…
なんかそんなイメージはそれほどない…というかデジロックの定義もよくわかってないんですが…個人的には当時はさっき書いたようなビート系バンドの一つだと思ってたし、アルバムのそんな中でキャッチーな曲の多いアルバムだなぁって思ってました。
全体的なサウンドの雰囲気とかはメジャー感あるなぁと思いますが、いまいちブレイクまで至らなかったのが残念で…
セカンドアルバムはもっとバンドとしての存在感が出ていて、多分元々のダークな要素とかも前面に出てきてるし、ポップな部分もより洗練されたと思うから。
レヴェイユのままバンドでリリースを続けていたらどうなってたのかなぁっていう気もしますね…。
My Favorite 3 Songs
今回はいつも以上にアルバムとしてのレビューからはかけ離れてしまいましたが…。
恒例の3曲選びを…。
ラストフォトグラフ
イントロからの流れが大好物で…全体的に漂う切ない感じと疾走感みたいなの…それもまた好物です(笑)
[ékou]
ドラマ「ドンウォリー!」の挿入歌…。
元々、江口洋介主役のドラマだったのに…骨折して出演できず…近藤真彦が主役になってしまった…MASCHERAの不運はここにもあるような…。
主題歌も近藤真彦っていう…。
そして挿入歌とかいいながら…目立つ感じの挿入でもなかった気がするし…。
江口洋介が主役のままだったらどうだったんだろう…主題歌として使われたりしたのか、主題歌は別のアーティストだったのか…。
ドラマ自体の内容は当時の江口洋介のドラマで言えば「ひとつ屋根の下」のあんちゃんっぽいキャラになりそうだったもんなぁ…。
ドラマの内容に終始してしまっている(笑)
powder
アルバムの中で唯一のバラード系の曲で全体の中でアクセントになっててすごく好きです。
メンバーのその後のユニットとかは路線が違ったりで追いかけてなく、MASCHERAとしてのまとまりが好きだったなぁ…と。
ディスク情報
タイトル | iNTERFACE |
アーティスト | MASCHERA |
発売日 | 1998.11.11 |
レーベル | Tee2(TMC / テイチクエンタテンメント) |
収録曲 | |
iNTERFACE | |
Reality for Realism | |
[ékou] | |
HYPERDELIC AGE | |
超絶の嬰児~beat of ognprance~ | |
Faithless face | |
MESS-AGE | |
powder | |
ラストフォトグラフ | |
Still I Love You | |
乱夢 |
ディスカッション
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