【ディスクレビュー】ジェイ☆ポップ「グレイテスト・ヒッツ」

2023年12月17日

今回もまたもや謎だらけのバンド”ジェイ☆ポップ”のアルバム…「グレイテスト・ヒッツ」です…。
ジャケ写表記はアルファベットで”J☆POP”でアルバムも「Greatest Hit’s」にはなっているのですが…(汗)

1. J☆POPについて
2. テイチクBAIDISからのリリース作品
3. アニメタイアップ曲「野生の風」
4. そしてなぜかカバーされている…
5. My Favorite 3 Songs
6. ディスク情報

J☆POPについて

ジャンルとしてJ-POPっていう言葉が1988年頃から使用されていて…言葉が浸透したであろう時期の1993年のリリースの作品なのですが
そこでバンド名が「J☆POP」っていうのもかなりな感じがしますが…
やはりネットに情報がない…って思って調べたら結構詳しく書いてるページがありました。

ユリ・サカザキミュージアム　ユリサカ用語集 - 英数行 -

ユリ・サカザキミュージアム　ユリサカ用語集 - 英数行 - ユリサカ用語集 - 英数行 0.5ドット SNK開発 ...

http://kakuseix.com/yurisaka/dic/a1.html#J☆POP

このページでインデックスとあるのですが”Ｊ”のところを見ると詳しく書かれていました。

そこから引用すると…

　1984年春、ROKUJIを中心とするスリーピースバンドとして結成。最初期はVo&B.ROKUJI、G.池田正次、Dr.平沼一浩という組み合わせだったようだが、その後メンバーチェンジし、Vo&B.長谷川録司、G.長島俊行、Dr.平沼一浩のトリオでインディーズアルバム「Just a hot pop band」「THE J-POP」「first step」を発売。
1993年6月、Vo&B.ROKUJI、G.WANTAN（わんたん）、Dr.JET（平沼一浩）という組み合わせで、アルバム「GREATEST HIT’S」でメジャーデビューを果たす。
半年後の11月には、デビューアルバムからのシングルカットである「野生の風」を発売。これがアニメ「龍虎の拳」のテーマ曲となるが、同時に、「J☆POP」の最後のCDとなった。

ユリ・サカザキミュージアムより引用

とのこと…
ここまで詳しいってすごい…。

で、ブックレットのスタッフクレジットから抜粋すると

ROKUJI / vocal, electric-bass, chorus
JET / drums, percussion, chorus
WANTAN / electric-guitar, acoustic-guitar, chorus

ってなっています。

さらに…produced by HAJIME OKANOとも…
もしかして岡野ハジメさん？とは思うけど…わからない(汗)
このアルバムのレコーディングではエレキ、アコギ、パーカッションを演奏したみたいですが…プロデューサー、ベーシストっていう肩書がWikiとかにはあるし…
勿論演奏する楽器にギターも書いてますけども…。

でも、なかなか同名のプロデューサーっていない気はするし…

何にしろ謎のバンドです、やっぱり。

ただボーカルの方の知り合いと思える人に仕事関係でかかわったこともあって、サラッと聞いてみたらやはりそのようでした。
知り合った方とはもう疎遠になってしまってはいるんですけどね(汗)
もっと聞いておけばよかったかもしれません（笑)

テイチクBAIDISからのリリース作品

この作品はテイチクのBAIDISからリリースされた作品。
つまりこれもちょっとした作業で情報を知って手に入れた作品ではありますが…

カタログとしての情報はあったりするので例えばタワレコで検索すれは型番や発売日くらいは出てきますが…
バンドの詳しい情報はなくさっきのページは奇跡的なくらい詳しくって…なぜそこまで？って思うくらい。

でも、インディーズ時代には話題になったりしたのかも…どうやってメジャーデビューにたどり着いたのかっていうのは
色んなバンド、アーティストできっと様々な経緯があるんだと思うので…

ただやはり短命でこのアルバムとアルバムからのカットになるシングル1枚で解散したようです。
(これもさっきのHPの情報)

アニメタイアップ曲「野生の風」

アルバムの1曲目の「野生の風」っていう曲がSNKの格闘ゲーム「龍虎の拳」を原作にした単発アニメ「バトルスピリッツ龍虎の拳」の主題歌になったようで
シングルカットされたのかなと…。

1993年12月の放送だということで…自分的には就職したばかりくらいの頃だなぁ…
仮にゴールデンタイムにやってても家に帰ってなかったかもしれないし…格闘ゲームとかをアニメにしたのはストリートファイターとかも観てないくらいなので
縁はなかったかもしれません(汗)

そしてなぜかカバーされている…

「勝手にしやがれ」

バンド名ではなく…沢田研二の「勝手にしやがれ」ですが、これがアルバムの中でカバーされていて…結構カッコいい。
TAK MATSUMOTOのカバーアルバムで稲葉さんがカバーしてB’zの曲みたいにかっこよくなってた「勝手にしやがれ」がありますが…
その10年くらい前にロックカバーとしてあったようで…
その情報を見つけて聞いてみたらカッコよかったのでCDを探して手に入れたという経緯があります。

ボーカルも結構カッコいい声してるので…
ただジャケットとかサイケデリック？っていいのかな？そういうのが邪魔しちゃってるのかも…

前回の記事”Crystal Wars”に続いてですが…なかなか難しいものだなあ…って(汗)

My Favorite 3 Songs

勝手にしやがれ

さっき書きましたがこの曲を見つけて知ったので…ストレートなアップなカバーで本当にカッコいいカバーだと思います。

華のカメレオン

このくらいのテンポの曲は個人的に結構好きなのでチョイスしてみました。

野生の風

ミディアムくらいの曲かな？でもタイトさもあってカッコいい曲だと思います…。
表現がやっぱり違うかもですが(汗)

これまでにこのブログで取り上げてきたJETZTとか同じBAIDISのSHADY DOLLSとか…KATZEとか…
男性ボーカルの当時のロックバンドの主流の感じはあるような…そんな気はしますがこれもあくまでも個人的な感覚なので…。

このバンド…バンド名とかビジュアルとか違ったらどうだったのかなぁ…
バンド名もアルバムタイトルもちょっとチャレンジャーな感じはするからなぁ…って。

ディスク情報

タイトル	Greatest Hit’s
アーティスト	J☆POP
発売日	1993.6.23
レーベル	BAIDIS（テイチクエンタテインメント)
収録曲
	野生の風
	嵐の情熱
	Venus
	君の得意業
	MAD-CRAZE
	華のカメレオン
	BYE BYE MY LOVE
	君がすべてさ
	WANTAN’S BOOGIE
	勝手にしやがれ
	BLISSFUL LIFE
	JUMP
	難破船