【ライブレポート】2020.5.20(Wed) 緊急!!!!勝手にLaguna~小玉しのぶ蔵出しミニワンマン~

久しぶりになるライブレポート記事。
今回は先日、緊急で行われたツイキャスプレミアによる小玉しのぶの無観客配信ライブを…。

ライブハウスへの恩返しの想いも込めた無観客配信ライブ

今回のミニワンマンライブは開催5日前に急遽発表された、無観客配信ライブという事だけど、会場の下北沢Lagunaさんからワンマンのオファーがあって、いつもブッキングでの希望をきいてくれたりと、何かとお世話になっているので、微力だとしても自分で力になることが出来れば…との思いで受けたオファーだった様子。
ただ、4/30に小玉しのぶ自身にとっては初の無観客配信ライブとなった一人での弾き語りワンマンライブをしたばかりなので、メニューというか通常のワンマンをするのは少しスケジュール的にも厳しいとうことで、ファンのアイディアというかリクエストから「蔵出し曲」だけで構成するミニワンマンをと企画した感じ。

それが、緊急ではあるにも関わらず、なかなか濃くていいライブでした。

無観客配信ライブなんだけど臨場感がすごくあった

本人にとっては2回目の無観客配信ライブ。観る側にとっても小玉しのぶをこの形で観るのは多くて2回目…なのかな?
自分はあんまり色々みてまわらないので(^-^;
他の人がこうやって配信ライブ(通常のツイキャスとかYouTubeでの定期的にやっているようなもの以外)で、会場の画面に切り替える前にBGMを流しつつ待機画面を映したり、終演後にも別のBGMを流しながらのお見送り画面(?)を映したりしてるのかわからないけれど…。

その演出が実際のライブに足を運んだりしてる感じや、BSとかCSでライブ会場から生中継をしている感じを彷彿させる気がしてすごく臨場感があるような気がして、なかなか楽しい。

ライブ映像がDVDとかパッケージになってそれを後から観るっていうのとも少し違う、これから始まる感があるし…
実際のライブ会場でも開演前に暗幕を閉めてて、開始と同時に開けるってところもあったりするので、そんな雰囲気。

今後、普通にライブが行われるようになってもこのライブ配信は根付きそうな気もするし、今までならさっき書いたようなメジャーのアーティストがBSやCSで生中継する形くらいだったと思うけど、それだってペイパービューな場合が殆どだから、その代わりではないけど、インディーズアーティストにとっても、もしかしたら会場に直接足を運べない層に対して有効な方法かもしれないなぁ・・・と。
例えばいきなりキャパいっぱいに入れることは出来ないだろうから、その補填ではないけど、チケット買えば同時中継で見えるっていうのがあってもいいのではと思ったりするし、それをしたからと実際にライブ会場での体験はまた違うものだから、実際のライブ好きな人が会場から足を遠ざけることはないだろうし…。
期間限定でアーカイブが見れるのもいいですしね…。

ただ、お客さんが映らないようにカメラの配置とか気を付けないとダメでしょうが…。
生中継ある場合は事前に注意事項として「映るかも」ってありますしね。同じように事前に注意事項として設定しておけば・・・とも。

一軍クラスの蔵出し曲の数々で構成されたライブ

実際にライブを観た感想としては、まずは演奏された曲たちが、何故お蔵入りしたのか不思議なくらいな曲ばかりでした。
プライベートで作った曲は別としても、最低一度はライブで演奏したことのある曲たちばかり…とのことなので、曲としてはもちろんしっかり仕上がってるのだと思いますが。
ただ、聴いていて、自分が4年前に小玉しのぶというアーティストを知って、沢山ライブを観ていく中で感じたアーティスト像とか、スタンスとかを考えた時に、確かにセットリストから外れていく曲調のものが多かったかなぁ…っていうのが勝手な印象。
でも、キャリアや年齢を重ねての柔らかな部分も出てきているような気がするし、今セットリストに盛り込んでいくと逆のアクセントになる曲たちでもあるような気もした。

1曲、最後の曲かな?はロックンロール調で軽快な感じで、普通に混ぜてもよさげな気もした。

とか、なんとか言いながら…もったいないし聴きたいので、ちょくちょくやって欲しいってことなんだけど(笑)

ただ、あくまでも聴く側の勝手な要望だし、ライブごとにテーマを設けて曲を選んでいくと外れて行ってもしかたない曲とかはいい曲だとしてもあるだろうし、常に新しい作品を作っていっているからこそ、そうなる確率も高くなっていくだろうし…ってことも当然あるしなぁ…(^-^;

少し見方を変えると”もうひとりの小玉しのぶ”という感じのライブだったので、またこういうテーマでやるほうがレアだしいいのかもしれないとも思ったり(笑)
どっちやねん!って感じですが(^-^;
まだまだ沢山蔵出し曲あるらしいし…。

そして、、記事にはしませんでしたが、同じく無観客配信ライブだった前回の「Hello 30s」でもそうだったけど…座ってライブしている小玉さんみるのって珍しいし…蔵出しが故にだろうけど、譜面台をガッツリおいてのライブも珍しいし…
そういう斜めな見方(笑)でもレアで楽しかったなぁ…と。

アンコールも実際のライブっぽいそんな雰囲気が

本編が終わって…終演後のメッセージ画像が表示されBGMが流れている…
そんな中でコメント欄にアンコールが巻き起こる。
しかし…ツイキャスの画面はオフラインになった…その少しあと、また開演前の待機画像が映る…。
録画が再生されたのかな?て一瞬思ったけど…BGMで流れてる曲が最初の時と違うし…
ツイキャスの配信タイムがリセットされてカウントされている。
そんな中で、コメント欄は更にアンコールが起きたり、ざわつく感じもあり…

っていうのが、これまた実際に会場にいるような、いやむしろ本当のライブの予定調和…とはいいがたいけど、終わってもアンコール予定している場合は客電つかないし終演BGMも流れない状況よりもワクワク感があったような(笑)
めっちゃ斜めな感想(笑)

一度終演メッセージが出てBGMが流れ出したことを考えると、実際のライブではなかなかない、本当に予定外のアンコール(トリプルアンコール目くらい)に近い感じ。
個人的にはPERSONZで2~3回あったかな。客電もついてBGMも流れ出してアナウンスも流れてるんだけど…アンコールがやまずに…っていうのが。
実際に演奏してくれた時や、挨拶だけの時もあったけど。
でも、あれ主催者さんとかアーティストさんは大変だけど、見てる側が超サプライズでうれしいもんな(笑)

まだまだ自粛ムードが続くけれど、ライブエンターテインメントは死なない!

そんなことも感じた今回のライブでした。

待機画面や終了画面は、普段のツイキャスとかではもちろん必要ないけど、ライブ前の期待感、終演後の余韻とかをしっかり感じださせてくれる演出として必要なものだろうし、こういうフォーマットでの演出が定番になり、さらにそこからまた色々発展していくとかあるかもしれないなぁ…と思うと、可能性はまだまだあるかもですね。

最後は違う方向の話になりましたが…。

そんな感じで…。