【ディスクレビュー】氷室京介「Memories Of Blue」

2020年7月21日

今回は氷室さんの「Memories Of Blue」
沢山あるアルバムの中からソロとしては初期の部類に入るこのアルバムです。

氷室京介について

氷室 京介(ひむろ きょうすけ、1960年10月7日 – )は、日本のロックボーカリスト、シンガーソングライター。血液型はO型。群馬県高崎市倉賀野町出身。

所属事務所はBeatNix。ロサンゼルス在住。公式ファンクラブはKING SWING

概要
1982年、氷室狂介の名前[注釈 1]で、ロックバンド・BOØWYのヴォーカリストとして、アルバム『MORAL』でデビュー。1988年4月5日、およそ7年の活動期間を以てBOØWYは解散する。1988年、シングル『ANGEL』でソロデビュー。同年オリコン年間順位8位となった。

1994年以降国外での音楽制作が増え、1997年に家族と共にロサンゼルスに移住した。ロサンゼルスという環境で、本場の名だたるエンジニア、ミュージシャン等との作業がしやすくなった。近年はセルフプロデュースが主であった。

氷室京介Wikipediaより引用

オフィシャルHPにはプロフィールページなさげだったので…とりあえずWikiから引用しつつ…オフィシャルHPはこちら

氷室さんを好きになったのはもちろんBOØWY好きっていうのがあるんですが…実のところBOØWY世代でありながらリアルタイムでBOØWYを聴いておらず(^-^;
解散後にソロと並行して好きになった感じだったりします。
このブログを見て頂いたらよくわかると思いますが…PERSONZ好きなのですが、BOØWYより先にPERSONZが好きになって…後々メンバー間で交流のあるバンドあったりっていうのを知っていくという…。
それこそ本田さんがこのアルバムより後ですが氷室さんのツアーメンバーになったりしたのは心躍る展開でした(笑)

記事的には前回にあたるJETZTのディスクレビューにも書きましたが、学生時代軽音サークルに入っていてボーカルをやってたんですが…なぜか本田さんや布袋さんが好きで…
BOØWYのソロでも氷室さんよりは布袋さんのほうにハマっていたりして…実は氷室さんのライブは1回しか観に行ったことがなく(^-^;
それでもやっぱり圧倒的にカッコいいボーカリストで、アルバム出るたびに手に入れてますし…殆ど観に行かなかったくせにライブ引退は寂しく(^-^;

あれから4年経ちますが…ファンクラブは活動しているみたいですけど…ライブだけではなく創作活動も休止状態に近い感じな気がするのも寂しい。

新しい作品を聴きたいなという思いを抱きつつ…今回はこの4枚目のオリジナルアルバムを取り上げてみます。

ソロとして初めてバンドのセールスを名実ともに超えた4thアルバム

自分の記憶の中で、確か当時こんな感じのニュースになったような気がしますが…実際どうなんだろう(^-^;
そこは少し怖い(笑)

でも、ソロとしてデビューしてから色々模索しながらアルバムを作っているような感じがしなくもないと素人ながら思っていて…。
これまでの3枚のアルバムでやってきたことを色々昇華させて出来上がってきたアルバムなんじゃないかな?と勝手に思ったり…。

これまでの3作では何となくバンドの頃のイメージに近い曲を避けて行こうとする感じがしなくもない…。
勿論ソロとしてやっていく上での一つの方向なんだと思うけど…。
全くバンド時代の匂いがしない曲を作ってないわけでもないけど…。

そんな中…ある意味、こだわりなく向かっていく感じで封じ手に近かったかもしれない曲とかを惜しげなく出してきたのがこの4thアルバム「Memories Of Blue」なのかもしれないなぁ…と。「KISS ME」のリフが「MARIONETTE」じゃないかみたいな事も巷で言われたりもした気がしますが…そういうの含めて。

そしてファンも抑えられていたものが爆発してこのアルバムのセールス上で当時の個人最高に達したのではないのかなぁ…と。

まぁ…後付けの勝手な妄想だったりしますが(笑)

当時含めて、氷室さんのアルバムでは一番聞いたアルバムな気はします。

ビートの聴いた曲とメロウなミディアム・バラード曲がバランスよく収録

なんかレビューっぽく書こうと思って…ちょっとそれっぽい感じの見出しを付けましたが(^-^;
基本的にどんなアルバムでもそういうバランスとかとられてると思うんですが…。
それがアルバムだし。

でも、このアルバムは起承転結というか…そういうのが自分的にはすごく心地よい感じに並んでいて繰り返し聞きこめるアルバムだと思ってます。

頭の「KISS ME」で勢いよく飛び出したところを「YOU’RE THE RIGHT」で少し押さえながら…「Memories Of Blue」で少し持ち上げ・・・「RAINY BLUE」で落ち着かせる。そして引き続き「Good Luck My Love」をじっくり聞かせたところで「SON Of A BITCH」でまた勢いつける…。そして「Décadent」で疾走感を引き継ぎ…「Urban Dance」で一旦落ち着かせたところで「GET READY “TONIGHT” TEDDY BOY」でラスト前に勢いをつける。エンディングは「WILL」でじっくりアルバムを締める。

なんか、ちんぷんかんぷんかもしれない(^-^;
でも、個人的に無理矢理書いた感じはしますが…こうメリハリ具合が心地いいと思う流れだなぁって思うので…。

氷室さん…サブスク配信全くないんですよねぇ…。
この前からそういうのばかり書いてますが…。

サブスクは決して安売りな事だとは思わないので、投入して欲しいなぁ…って思ったりしますが、どうなんでしょうね(^-^;

2020年7月21日、ソロデビュー記念日にサブスク全曲解禁になったようです!

My Favorite 3 Songs

このアルバムで3曲選ぶの結構難しいんです…個人的に(^-^;
でも、コーナー(?)なのでやらないと…と思い選んでみました。

Décadent

このアルバムで一番好きな曲かもしれません…
イントロのギターの感じが好きで、心地よい疾走感のある曲です。

Memories Of Blue

アルバムのタイトル曲。これも全く上手く書けませんが…曲の全体的な雰囲気が好きで…ラストの盛り上がりが特に好きです。

GET READY “TONIGHT" TEDDY BOY

個人的には勝手に一番BOØWYっぽさが少し漂う曲かな?って思ったりしていて…オブリガートっていうのかな?音階が駆け上がるギターのおかずリフが大好物です(笑)

 

あえてシングル曲とか外して選んでみました。他にも選曲したかったのはあるんですが…こういうアルバムの時は難しいです(笑)

ディスク情報

タイトル Memories Of Blue
アーティスト 氷室京介
発売日 1993.1.7
レーベル EAST WORLD(東芝EMI / 現 ユニバーサルミュージック)
収録曲
KISS ME
YOU’RE THE RIGHT
Memories Of Blue
RAINY BLUE
Good Luck My Love
SON Of A BITCH
Décadent
Urban Dance
GET READY “TONIGHT" TEDDY BOY
WILL