レビューとレコメンド、そして「音楽れびゅーろぐ」のレビューについて
Twitterで見てたら吉田豪氏のこんなツイートがあった…。
それなりに名前の知られたバンドの人が、それなりに名前の知られたバンドの新譜を、ディスクレビューでここまで酷評する時代。 pic.twitter.com/9hJ7HXNS60
— 吉田光雄 (@WORLDJAPAN) July 7, 2020
酷評がどうのこうのではなくって誰が書いたかっていう視点でのピックアップな気はするんですが…。
このツイートのリプに日高央さんが
MUSICAでもたまにあるので「演者が演者を批評するのはミイラ取りがミイラなので辞めた方が良いのでは」と前編集長に進言した事がかつてあります😅💦
— Toru Hidaka / ヒダカ トオル / 日高 央 (@hidakatoru) July 7, 2020
結局、誰が誰をどこでレビューするかっていうことなんだと思います…。
賛否両論あってのレビューだと思うし。
で、ふと思い出した。かつての自分におきたことを…。
なので、今回はそれをコラム的なものって感じで書こうと思います。
ある日突然書かれたレビュー(?)
何年前になるか…”wacca”っていうアマチュアミュージシャンとかが音源をアップロードして色んな人に聴いてもらうサイトがありました。
そこに自分も音源を登録していたのですが、ある日A(匿名にしておきます)という、その方も音源を登録している方だったのですが、自分のアップロードしていた曲のコメント欄に”いい加減、もうこういうのうんざりです。”みたいなことを書かれました。もう少しきつい感じだったかも…細かい言葉、表現は忘れてしまったのですが、基本的にこんな感じの短文1行で見方によっては荒らしにきたのか、攻撃したいだけなのか…な感じで…。
で、もうそういうのは「基本スルー」で、ムカムカしながらも放っておきました。
そしたら、当日か翌日くらいすぐに、そのAさんからサイトのメッセージ機能を使用して、長文が送られてきました…(^-^;
それもログとか残してるわけではないので細かい表現は覚えてないのですが…書かれていた内容は以下の感じ。
”いきなりあんなこと書いて傷つきましたよね?僕なら傷つくなすみませんでした。”
”音源を聴いてもったいないと思ってああいう事を書きました。”
その理由みたいなことも書いてたと思うのですが、その中にGLAY称賛、JUSTY-NASTYこき下ろし…でした。
その称賛、こき下ろしの理由がどちらもBOØWYを好きなはずでGLAYは公言してるのにJUSTY-NASTYは公言してない、影響を受けてるはずなのに隠しててずるい…
みたいな感じ(^-^;(笑)
個人的に思ったのは…知らんがな(笑)
で、どう返信したかは忘れたのですが…そこは今回の記事にはあんまり関係ないかなとは思うので…。
Aさん突然の活動自粛で波紋?
その後、Aさんがサイトで”自分はGucchieさんを傷つけてしまった。その責任をとるために活動自粛します…。”みたいなことを書いて自粛した感じ?
サイトのコミュニケーションボードみたいなのがあって…公開討論みたいなのになって…(^-^;
そもそも、まず自分はそんな自粛なんて求めてないし、いきなり送ってこられた長文の謝罪なのかいいわけなのかわからないメッセージもこちらからクレームを入れたわけではなく…
そこに第三者がいて、そのレビューとも言えない書き込みをみて、Aさんに何か伝えたんだなという流れはわかりました(^-^;
しかし…流れはなんかおかしくて…
Aさんに対する励ましや、活動自粛なんてしないで…みたいな感じ。
そして批判的なレビューに対しての意見に”公に作品を公開するのであれば批判も覚悟でするべき”っていうのもあった。
いや…それはごもっとも…。でも…”いい加減もうこういうのうんざりです”って何をどう批評してるのか?っていう感じ。
そもそも、こちらはクレーム付けたわけでもない…(^-^;
なんか自分が悪者になってる?っていう感じ。
自分的にはこの流れは…
”公園でのんびり散歩してたら、いきなり知らない人に石投げられた…。危ない人だと思って関わらないように無視して歩いていたら、近くにいたまた知らない人が石を投げた人を注意したみたいで、石を投げた人が追いかけてきて、なんで自分が石を投げたのかの説明を自分だけにしてきた。その一方で、石を投げて人を傷つけてしまったので、しばらくはもうこの公園に僕は来ませんと宣言したら、公園にいる人たちは気にしないでいいよ、遊びに来なよ…っていう。そして石を投げられる覚悟がないなら公園来るな…とまで言われる”
みたいなイメージでした(笑)
傍観してたかったのですが…その流れで自分も少し考え方を書きました。
レコメンドとレビューの違い
そこに書いたのはレコメンドとレビューの違いでした…。
自分の記憶では、そのサイトのコメント機能は「レコメンド」機能だったと思う。
「レコメンド」ってなると
オススメなわけです…。
その騒動(?)当時ならHMVなんかではチェーン店全体で「HMV RECOMMEND」っていう推しアイテムコーナーがあったり…
今、タワーレコードでも「タワレコメン」ってあると思いますが、そういう自分が見つけてオススメな曲を他のユーザーに紹介するための機能だったと…
そういう認識でした。
しかしコメントを自由に書けるが故にレビューも書き込める。
「レビュー」ってなると…
ってなります。
批評、論評なので…賛否あって当然だと思います。
自分がこの時、討論の中でサイトの機能は基本的にはレコメンド機能なのでそこにはおすすめを書くほうがいいのでは?と
で、Amazonのユーザーレビューみたいな、完全なレビューの機能もあるといいのかも的なことを書いたような気がします。
ここもやっぱり記憶がもう薄れてますが(^-^;
それでも、英語の「recommend」の意味に
1.〈人が〉…を勧める,奨励する,忠告する
っていう部分の「忠告する」を取り上げて忠告だから悪い部分の指摘もあっていいのでは…なんて意見もありましたが…(^-^;
素直に捉えたらやはり
「レコメンド」はオススメだし「レビュー」は批評なんじゃないかと思うし、批評には賛否あっていいと思う。
でもそれが心のない単なる攻撃ならそれは意味がまた違うとは思いますが。
SNSやYouTubeやブログ…作品を発表する場所はいっぱいあるところで、心のない攻撃をする人は必ずいるけど…優しい世界であってほしいものです。
否定するのはいいんだけど、そこに愛情はあってほしいというか…。本当にこの作者に次の良い作品を期待するが故にっていう感じの。
そうでなければ覆面、匿名の言葉の暴力になりますからね…。
最近のレビューについて?
そして、雑誌なんかのディスクレビューっていうコーナー…雑誌のカラーにもよると思いますけど、「レコメンド」系なのが多いっていうツイートも最初にリンクしたツイートのリプにあったりもしますが…。レビューとするのであれば、それを書いた人の他の記事とかバックボーンとか色々ないと参考にならない気はしますね。
絶賛とか酷評とかしたりしてるけど、そのレビュワーと嗜好性が近ければ参考になるし、真逆であれば逆にとることも出来るし…。
だからレビューの内容だけではなく、誰が書いたレビューであるかっていうのは参考にする上で重要だと思う。
レコメンドに関しても基本的にはオススメ方向の内容であるだけで、誰が書いたかが重要かっていうのは同じではあるかもしれないけど…。
「音楽れびゅーろぐ」のディスクレビューについて
これは「レビュー」って書いてますが「レコメンド」です。基本的に自分が好きな作品に対しての思いとかエピ―ソードメインだし、曲や作品の細かい評論ではないですし…(^-^;
ただ、たまにこうしたらいいのになぁの思いもあるので「レビュー」でもいいのかもしれないけど、少し迷うところもあったりします。
ページビューの多そうなディスクレビューのブログを読んだりして、うちはこれでいいのかなと思ったりするので…。
でも、とりあえず基本的なスタイルはこのまま続けて行こうかなと思います。
記事にすることで新旧…古いのが多いですが、知っていただく機会が出来るかもしれないので…。
ということで、これもコラムというよりは自分のエピソードブログになってしまった(笑)
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